韓国の大学に願書を出した話#2(アポスティーユって何?)
こんにちは〜
2020年の夏ごろに私が取った留学手続きについての下書きが残ってたので、せっかくだから残しておきたいと思います。
※1年前の情報なので、参考程度に見ていただけるとありがたいです
今日は、アポスティーユをもらいに行った日の話をしようと思ったんですがその前に、
まずそもそも、アポスティーユってなんだい?っていう方もいらっしゃると思うので
簡単に、アポスティーユとは?について書こうと思います。
私は大学の募集要項を見るまでアポスティーユという言葉すら知らなくて、
相当調べたんですがいまいちわかりやすいものがなくて結構苦労したので、
少しでも他の方の参考になったら嬉しいです🌸
まず、アポスティーユは何者なのか。
わからないことはまずこの方に聞くべし、ということでGoogle大先生に質問したところ、
アポスティーユ
付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。提出先国はハーグ条約締約国のみです。アポスティーユを取得すると日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして、提出先国で使用することができます。ハーグ条約に加入していない国へ提出する公文書の証明は全て公印確認となります。
との回答が。
ふーん……へ?←
つまり…
私たちが海外の大学に出す書類って、高校とか大学とか役所とか、
いろんなところから集めて準備しなくちゃいけないので、
当然書類ごとに発行者が違ってきますよね。
その書類を、最終的には提出先の韓国人の担当者が内容を理解できるように
全部英語や韓国語に翻訳して送るわけですが、もし受け取った大学の担当者が、
「書類の内容は読んで理解できる言語になってるわね、うんうん。
え、でもちょっと待って…?そもそもこの書類って本当に正式なものなのかしら…?
うちの大学に入学したいって言ってる人とはいえ、どこの馬の骨ともわからない外人が準備した書類よ!偽造したものじゃないっていう保証はないじゃない…!?証拠よ!証拠を見せて!!」
となった場合に、
「安心してください、付箋、つけてますよ!」
と、私たちが準備した書類がニセモノじゃないと保証してくれる心強い味方が
この付箋(アポスティーユ)なんだなたぶん、と、私は解釈しました。()
なので、アポスティーユは国の公的機関である外務省でのみもらうことができる、と。
ちなみに、付箋付箋と書いてありますが、私たちがイメージする一般的な付箋ではなくて、
(写真)
こういうのものです。
アポスティーユが何か、なんとなくわかったところで、
「じゃあ必要な書類集めて、全部翻訳できたら外務省に行ってアポスティーユくださいって言えばいいんでしょ?」
…違うんですㅠㅠ
ここからが面倒くさいところで、、
必要な書類を集める→外務省に行ってアポスティーユをもらう
というこのシンプルな手続きで済む書類は、ごくごく一部の機関から発行されたものに限るんです…!
詳しくは外務省のホームページ(https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000549.html)を参照してください。
私の場合、韓国の大学に進学するのにアポスティーユが必要だった書類は、
①高校の卒業証明書
②専門学校の卒業証明書
③専門学校の成績証明書
④戸籍謄本
⑤親のパスポートのコピー
⑥銀行の残高証明書
この6点だったんですが、このうち書類を受け取ってから
そのままアポスティーユを取れたのは①だけでした。
ただし、私の場合は公立高校で、
なおかつ卒業証明書を英文で出してくれる学校だったからなので、
私立高校を出ていたり日本語でしか卒業証明書を出してくれない学校の場合は①〜⑥全てを
英語(もしくは韓国語)に翻訳したあと、公証役場→法務局→外務省という流れで書類を持って行って
初めてアポスティーユがもらえます。
※ただし東京の場合だと、直接外務省に持っていけば【公証役場→法務局→外務省】の流れを
1つの窓口で一気にやってくれる「ワンストップサービス」というものがあります!超便利〜
…しかし残念ながら私は札幌民なので、この素晴らしいサービスは使えず、
自分の足で公証役場に行って司法書士のおじさんにサインをもらい、
法務局に行って行政書士のお兄さんにサインをもらい、
そして郵便局からメール便で外務省に書類を送り、
10日後にようやくアポスティーユ(付箋)のついた書類たちを受け取るという
過程を踏みました...ㅠㅠ 受け取った時は涙目になったわほんま
戸籍謄本を翻訳しながら本気でエージェントに依頼しようかと思ったんですが、
翻訳が戸籍謄本1部だけで2万近くかかったので諦めて執念で自力翻訳しました…
今となってはいい思い出ですははは